生産量を増やしたいが乾燥時間に限界がありライン速度を上げられない... 熱風乾燥炉にて、せっかく均一に塗工できたのが風の影響で塗工表面が凸凹に... 乾燥炉を温めるまでに時間と準備が...そんな問題にお答えするのが 防爆対応 遠赤外線乾燥機
遠赤外線乾燥機の原理 遠赤外線は浸透が良く物を内部より加熱して乾燥するのに適しています。 装置は電気ヒーターでセラミックスを加熱して遠赤外線を放射させています。 乾燥したい物質(インキ、粘着剤、溶媒)により同調する波長が異なりほとんどの物質が2〜10μmの吸収スペクトルを持っているため、セラミックスを加熱することで同調波長の電磁波が出力され同調電磁波により分子運動を起こし分子の結合が外れ乾燥します。
防爆遠赤外線乾燥機とは 検定合格の設定温度は低い為、低い温度での効率的に遠赤外線を 放射するSLセラミックスを使用して十分な遠赤外線効果を得る装置 としています。 乾燥機と制御盤を一対で検定防爆装置としています。
クリーン乾燥 遠赤外線乾燥機は空気を動かす熱風乾燥機とは違い浮遊粉塵の影響を受けにくいクリーンな乾燥が可能です。
SLセラミックスの特徴 SLセラミックスは配合に特徴があり低温で遠赤外線が効率よく出力し、500℃では3μmと6μmの2波長を持っていることに特徴があります。
省エネルギー 同電力によりどれだけ乾燥能力が違うか? SLセラミックスと溶射塗工したセラミックス600W(同出力)を比較した場合、約1/2の電力で乾燥可能です。 セラミックヒーター比較グラフ[PDF]
防爆遠赤外線乾燥機の低温乾燥 ベースとなる下地基材の温度を上げずに乾燥が可能です。 熱風乾燥では熱風設定温度の熱風が直接当たり加熱されるため製品の熱劣化の原因となる可能性があります。 遠赤外線乾燥では物質の持っているIRスペクトルを利用することによりベースの下地基材は加熱せずに溶剤(水含む)のみを 加熱乾燥させることが可能です。 製品温度の上昇を抑えられれば後の冷却工程の必要が無くなり、且つ物性の劣化が抑えられるのが大きな効果と考えます。
優れた熱の浸透性を利用 電磁波による分子運動での内部発熱効果により物質の内部から加熱され硬化が始まり表面へと加熱が進むので、 表面と内部の膨張差に起因するパンク破裂等の問題は起き難く、ラミネートエンボス加工前の加熱にも適しています。
塗工あるいは印刷後の乾燥工程にて通常乾燥(熱風乾燥)では乾燥時間に限界があり、また表面だけの乾燥になりがちのため残留溶剤の問題が 生じる結果となっています。 この装置は残留溶剤の解消と速度UPを目的とした乾燥装置です。
残留溶剤とは、乾燥させたい印刷シートを最初に熱風乾燥方式で乾燥を行うと表面のみ乾燥し内部は乾燥しない皮かぶりの状態になります。 この状態になると手で触っている感触では乾燥していると思ってしまうのですが実際内部に溶剤が残っており、じわじわと表面に未乾燥溶剤が出て きてしまう状態になります。 これが残留溶剤です。
工場にて、この装置は特殊配合セラミックの出す電磁波を利用しインクとシートの持つ共進周波数に近い波長を発生させ、塗工インク及びシートを 内部より分子運動で発熱にさせ、インク溶剤を蒸発させる装置です。 ただ蒸発させるだけですと、再付着する心配があるため常に冷風を送り蒸発溶剤を飛散させ、尚且つ冷風によりシート表面温度を低く保てる一連の 装置です。 インク及びシートの共進周波数は製品に異なりますが、ほとんどの溶剤系インク及びシートの共振周波数に適合致します。
溶剤が早く飛散するため速度UPもかなりの度合いで可能です。 過去の実績では3倍以上の速度UPもありました。 またこの装置はエマルジョン系水溶性インクなどにはもっと鋭く反応致します。 セラミックを想像すると壊れるイメージがありますが、この装置はステンレス鋼管で保護されている特殊ヒーターを使用し、 外側セラミックも厚手中空パイプとなっているため、ほとんど壊れること無く長期間使用することができます。 低温設定仕様ですので長期間の使用が可能になります。